寄宿舎における教育

  聴覚に障害を持つ舎生が生活する寄宿舎の教育は、舎生自身がよりよく社会で生活ができるよう、集団生活を通してものの見方や考え方を広げ、年齢に応じた自立のための力を身につけさせ、豊かな人間性を育成することを目標としています。

 生活指導は、担当指導員による個々の生徒に対する個別的な指導を基本とし、同時に舎監・寄宿舎指導員による個別指導・一斉指導が行われています。

教育の具体目標

①基本的生活習慣を確立させる。

②健康で安全な生活ができるための習慣、態度、技能を身につけさせる。

③将来を見通した明確な目標を持った学習生活を確立させる。

④発達段階に即した経済観念を確立させる。

⑤社会に適応するために必要な習慣、態度、技能を身につけさせる。

⑥障害を克服する態度や能力を身につけさせる。