パリ聾学校訪問交流

12月8日~13日に高等部普通科の生徒10名がパリ聾学校訪問交流を実施しました。
12月9日の歓迎式典ではパリ聾学校の校長先生から歓迎のお言葉をいただき、パリ聾学校の卒業生や来年5月に本校へ訪問交流する予定の生徒が挨拶をしてくれました。昼食は本校生徒とパリ聾学校の生徒だけでとり、手話、フランス手話、ジェスチャーや筆談など各自で工夫してコミュニケーションをとって話していました。午後は校内見学をさせていただき、自己紹介や本校の紹介のプレゼンテーション発表をしました。





12月10日は午前中に体育の授業でバレーボールを行い、午後はグラフィックの授業に参加させていただきました。バレーボールの授業では、バレーボール部経験者の本校の生徒がリーダーとなり、4チームに分かれて試合をしました。午後のグラフィックの授業では、パリ聾学校の先生の指導の下、パリ聾学校の生徒と一緒に大きなシールを切り、印字された文字を切り抜いて装飾する作業をし、作成したシールはお土産にいただきました。
夜はエッフェル塔見学をしました。




12月11日、12日は文化施設めぐりをしました。
11日の午前中は世界最古の大学の1つであるソルボンヌ大学や多くの偉人が眠る霊廟のパンテオンを見学し、午後はノートルダム大聖堂を見て、クリスマスマーケットで買い物をし、ルーブル美術館に行きました。それぞれの文化施設では、パリ聾学校の先生や文化施設の担当者が歴史を説明してくださり、文化施設を通してフランスの歴史の深さを知ることができました。



12日は凱旋門を見学しました。ガイドの方から凱旋門の歴史や昨年完成した新凱旋門(la Grande Arche de la Fraternité)を教えていただき、パリは長い年月をかけて街づくりをしていることを知りました。

パリはスリがいると言われていましたが、文化施設見学や市街散策中もパリ聾学校の生徒が本校の生徒と一緒に行動してくれたので、安全に多くを学ぶことができました。本当にありがとうございました。
来年5月にはパリ聾学校の生徒が本校に来てくれる予定です。感謝の気持ちを込めておもてなしいたします。