豆まきを行いました

幼稚部のみんなで節分の行事を楽しみました。

節分の少し前の朝、玄関前に鬼の足跡や手形がたくさん残されていました。登校してきた子ども達は、大きな足跡に「せんせい!おにがきたんだよ!!」と大騒ぎです。鬼が来ても追い払えるように、「鬼は何が苦手なのか」、「どうしたら帰って貰えるのか」話し合いました。鬼の苦手な豆や、柊とイワシの頭で作ったやいかがしを準備して、準備万端で鬼を迎えました。

1年生の教室に来た鬼は外から入って来ようとしましたが、子ども達が飾ったやいかがしの匂いととげが苦手で逃げていきました。もう一度、廊下から鬼が入ってくると、子ども達は、泣きそうになりながらも「おにはそと!」と大きな声で鬼を追い払いました。最後は、鬼とお話をして握手で仲直りをしました。鬼が怖くて仕方なかった子が、最後には「おにって やさしいんだね」とお話していました。お昼にはお母さん手作りの恵方巻を静かに食べて、福を招きました。

2年生は、ひまわり組にいる見えない泣き虫鬼や怒りん坊鬼を追い払うために頑張りました。鬼が来る前に、「鬼をやっつけるぞ、えいえいおー!」と気合を入れました。2年生の教室にも鬼が二匹やってきました。鬼はとても怖いのですが、勇気を出して立ち向かっていきました。お友達が鬼に連れ去られそうになると、お友達を助けに行くかっこいい姿も見られました。子ども達みんなで助け合って鬼を追い払っていました。鬼を払った後は、年の数だけ豆を食べました。

鬼はホールにも現れました。「おにはそと!」「ふくはうち!」と元気な声がホールに響き渡り、3年生は一丸となって鬼に立ち向かいました。泣く子は一人もおらず、先生が連れ去られそうになるとすかさず先生を助けていました。さすが3年生です。

3年生は、『おなかのなかに おにがいる』という絵本を元にしながら、節分の前から「自分の中の追い払いたい鬼」について、友達や先生と話し合いをしてきました。豆を撒いた後は、おなかの中の鬼について鬼とお話しもしました。

豆まき当日にいなかった担任の先生(鬼役)のお腹の鬼を心配し、「担任の先生のおなかの中の忘れん坊鬼を、追い払えなかったのではないか?」ととても心配していました。

これから、3年生は小鬼になって1・2年生のところに行き、鬼役も体験する予定です。

小学部

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