小学部 4,5年生 林間学校🍛

11月15日(水)・16日(木)は、4年生と5年生の林間学校でした。

一泊二日で千葉県立手賀の丘青少年自然の家に行き、さまざまな活動をしてきました。

「野外炊飯」では、カレーライス作りに挑戦しました。

5年生は、この日のために家庭科の調理実習でカレー作りを学びました。お家で何度も練習したという児童もいました。さあ本番、おいしくできるでしょうか。

4年生と5年生が一緒になってチームに分かれ、カレーライス作りが始まりました。

カレー作りチームは、野菜を切り、切った野菜と肉を鍋に入れ、水を加え、かまどの火にかけます。

「切るときは猫の手だよ」「じゃがいもの芽を取って」「ピーラーの角を使うといいよ」「ちょっと大きいかな」「よし、にんじんが切れた」「水が多いかも」

マスクをしているので、手や視線でも合図を送りながら、手際よく進めていきます。

鍋をかまどの火にかけながら、顔が熱くなるのをがまんして、根気強く灰汁(あく)も取りました。水の入ったボールを持つ児童、灰汁を取る児童、カレーのルウを取りに行く児童、鍋をかき回す児童。交代したり、順番を待ったりしながら調理しました。

飯ごう炊飯チームは、施設の方に説明してもらいながら進めました。飯ごうを使ってお米や水を量る方法、火加減や時間に注意しながらかまどで炊く手順などを学びました。

「薪を足そう」「まだかな」「そろそろかな」「わあ、炊けた」

かまどの前でご飯が炊けるのを待つのは、何とも言えないわくわくした時間だったようです。飯ごうのふたを開けた瞬間は、忘れられない思い出になったことでしょう。野外炊飯ならではの、かまどの火がパチパチと燃える様子もしっかりと印象に残ったようです。

ご飯もカレーも、大好評のおいしい出来で、あっという間にみんなで平らげました。

練習の成果が出て、「みんなで作るとおいしい」をこれまで以上に実感し、野外で作る醍醐味を味わい、大成功の「野外炊飯」でした。

お腹がいっぱいになった後は、「この木なんの木」という落ち葉から木の名前を当てる自然体験をし、夜は、「キャンプファイヤー」で出し物のクイズやゲームやダンスを楽しみました。翌日は、七宝焼き体験、広場でのレクリエーションを行い、充実した林間学校が終了しました。

林間学校を通して、班長を中心にした児童同士のかかわり合いは、4年生と5年生の関係も深めたようです。学校に戻ってから、声をかけ合う姿が多くみられるようになりました。

千葉県立手賀の丘青少年自然の家の皆様には、大変お世話になりました。ありがとうございました。

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