PTA総会 新会長挨拶

PTA総会 新会長挨拶 中島 幸則

2011/05/31〜  

まず初めに、3月11日の東北地方大震災で被災された方々、ならびに関係者の方に、心よりお悔やみ申し上げますとともに、1日も早い復興を祈念いたしております。 さて、今年度ご入学されたお子様をお持ちの保護者の皆様、ご入学おめでとうございます。新年度が始まり1か月が過ぎ、そろそろお子様も学校に慣れてきた頃ではないでしょうか。

本学PTAの役員も、新年度を迎え、新たな体制でスタートすることとなりました。これまで4年間に渡り、会長を務めてこられた伊藤前会長より、任務を引き継がせていただくことになりました、私、高等部の中島と申します。私は、今回のPTA会長はもちろんのこと、役員となるのは初めてです。これから、副会長をはじめ、各学部の役員の方と力を合わせて、この会をより良いものにできるよう、努力していきたいと思っております。また、保護者の皆様、先生方にも、ご理解、ご協力いただけますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

伊藤前会長におかれましては、本学PTA会に対して、多大なご尽力をいただきましたこと、心からお礼申しあげます。役員になって気付いたのですが、これだけのPTAのシステムは、伊藤前会長なくしては完成しなかったことだと思います。是非、今後とも我々の相談役として、サポートしていただけたら幸いに思います。

さて、このような伊藤前会長を引き継ぎ、大きな任務を任された私に、何ができるのか…勿論、私一人では何もできないことは承知しております。しかし、これから2年間で私にできることは何か、ということも考えていきたいと思います。

そのきっかけにしたいことが2つあります。1つ目は、私が初めて「筑波」を訪れた13年前のことです。妻と二人で不安を抱きながら、筑波を訪れた時のこと…私は未だに忘れません。医師から「耳が聞こえないから、言葉は喋れない…」と聞かされ、妻は心落ち込む日々が続きました。しかし、別の医師から「大丈夫ですよ。筑波をみてきたらどうですか」と言われ、実際に筑波に来てみると、大きな声を発して先生と会話をする、笑顔あふれる子供たちの姿を見ることができました。その時に、「この学校ならば…」と、私は強く感じたことを今でも忘れません。私たち夫婦のように、初めての聴覚障害児で、大きな不安を持たれているご両親が、安心して通わすことのできる「筑波」であるということを、多くの方にわかってもらいたいと常々考えております。

そして2つ目は、私は娘がきっかけでデフリンピックを目指す選手たちと関わるようになりました。何か彼らのお手伝いをしてあげたい…という思いで10年以上前から関わってきました。しかし、最近は逆に私が夢や希望を与えられていることに気が付きました。彼らのスポーツに対する純粋な気持ち、楽しそうな笑顔、メダルを獲ろうと夢を追う姿。そんな彼らを見ていると、自分の娘にも希望をもてるようになりました。以上の2つのことを私は頭において、会長という任務を遂行していけたらと考えています。

是非、これからのPTA活動に対して、保護者の皆様、そして先生方のご理解、ご協力をいただけますよう、宜しくお願いいたします。

筑波大学附属聴覚特別支援学校
『PTAだより・平成23年5月25日』より


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