本校関係者、保護者の皆さん、この度令和5年度からPTA会長を拝命しました、柴田祐一と申します。わたくしの子供は幼稚部より本校にお世話になっております。今は中学部に通学しております。

 会長就任のお話をいただいた時は、私には荷が重いと感じましたが、長年お世話になっている本校に微力ながらご協力し、生徒の皆さんの学校環境をより良いものにするために、先生方、保護者の皆様、役員の皆様にお力を頂きまして任期が終わるまでは出来ることから内容を学び、職責を果たすつもりです。宜しくお願い致します。職務としましては後援会という保護者が運営する組織の会長も兼務いたします。皆様には引続きPTAおよび後援会活動にご支援とご協力をお願いいたします。

 最近の子供たちを取り巻く情勢としましては、政府より【こども未来戦略方針】が閣議決定されました。内容は児童手当の高校生まで拡充、高等教育の費用負担軽減、所得制限の撤廃をメインに今後3年間で3兆円規模の予算を投入して少子化対策に本腰を入れて行きます。なぜこのような政策を進めるのかと考えると、社会的資源の中で子供を社会全体で支援して投資を行い、社会に出たときに貢献をしてもらえれば大きな効果が有るということ、国際社会の中で少子高齢化がこれ以上進むと競争力の低下、市場の縮小というデメリットが大きいと判断しているのではないでしょうか。

 本年5月より新型コロナ感染症が2類から5類に移行いたしました。学生生活を楽しむ期間に行事や校外活動が制限されていましたが、社会も学校も日常を取り戻しつつあります。しかし、本校の在籍者数はコロナ前の3年前と比較して急激に減少しております。PTA,後援会についてもコロナ前の運営方法に戻すのか、今の状況に合わせて内容や方法を変更するのか、PTA、後援会、保護者、学校関係者の皆さんが一体となり知恵を出し合い、協議しながら今後の運営を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

PTA会長 柴田祐一

(PTAだより№171より)