幼稚部 もちつき

12月16日(土)、雲一つない青空の下、幼稚部では毎年恒例のもちつきをしました。

 もちつきの事前準備では、お母さん方にお手伝いいただき、当日はお父さん方にもお手伝いいただきました。子ども達のお兄ちゃんやお姉ちゃん達も一緒にみんなで暮れの行事を楽しみました。

もちつきの前日は、お母さんがもち米を研いでくれました。「わぁ おみずが まっしろだね。」など、お水の色の変化をじっくりと見ながら、もち米を研いでくれるお母さんを応援しました。

いよいよ、もちつき当日です。

 前の日に研いで、たっぷりの水に浸しておいたもち米を水切りし、せいろに移します。

モクモクと湯気を立てながら蒸されるもち米に、「まだかな。」「もうできたんじゃない?」とワクワクしながら待っている子ども達。蒸されたもち米を試食し、「おいしい!」と笑顔を見せていました。

次は、もちつきです。蒸しあがったもち米を臼に移し、お父さん方が一番重い杵を使って、こねていきます。その姿に子ども達から「おとうさん がんばれ!」と声援が送られていました。

続いて、いよいよ子ども達の出番です。もちつきをするお父さん方の姿を見て、子ども達も「よーし おとうさんみたいに がんばるぞ!」と張り切ってもちつきをしました。子ども達が杵でおもちをつくたびに「よいしょ!よいしょ!」と大きなかけ声が響き渡りました。

 つき終わったおもちは、冷えて固まってしまう前に、すぐに教室へ運びます。

今度はもち取り粉を手につけて、お母さんと一緒におもちを小さくちぎっていきます。そして、おもちをコロコロと丸めていきます。

おもちのもちもちとした感触を楽しみながら、一生懸命丸めました。

さぁ、丸めたおもちを食べます。 網で焼いているおもちが網の上でころころと転がったり、プク~ッと膨らんだりする様子に興味津々な子ども達。また、「早くおもちが焼けないかな」と焼き上がるのが待ち遠しい様子でした。海苔と醤油で海苔もちにしたり、あんこもちやきなこもちにしたりして、家族でおいしくいただきました。自分達でついたおもちは格別ですね。