パリ聾学校生徒来日

2025年5月23日(金)、フランス国立パリ聾学校から6名の生徒が来校し、高等部普通科の1~3年生が学年ごとに企画した活動を通じて、交流を行いました。
1年生は、日本文化をテーマにしたジェスチャーゲームや日本手話クイズなどのレクリエーションを通じて、和やかな雰囲気の中で親睦を深めました。
2年生は、パリ聾学校の生徒と混合チームをつくり、体育館で3チーム対抗のドッジボールや風船バレーを楽しみ、チームワークを育む活動となりました。






3年生は、百人一首かるたやお手玉、けん玉、福笑い、折り紙などの日本の伝統的な遊びに加え、書道や将棋の体験、自由にお題を決めてのジェスチャーゲームなど、幅広い内容で交流を行いました。





放課後には、野球部の生徒とパリ聾学校の先生・生徒がペアを組み、キャッチボールやバッティング練習を楽しむなど、スポーツを通じた交流も行われました。

夜は、寄宿舎で生活する生徒たちとともに食堂で夕食をとり、昨年度にパリ聾学校を訪問した生徒を中心に、言語や文化を越えた心温まる交流が自然に生まれ、笑顔あふれるひとときとなりました。
対面でのふれ合いを通して、互いの文化を知り、尊重し合う貴重な経験となりました。引率の先生方をはじめ、交流活動にご協力いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。



本校高等部普通科では、相互訪問による対面交流に加え、毎年オンラインでの交流も実施しています。今年度は2学期にオンライン交流を予定しており、今後も国際交流に積極的に取り組んでまいります。