防犯・防災デー
10月17日(月)防犯・防災デーを行いました。
今年度は、NPOインフォメーションギャップバスターの鈴木義雅さんをお招きし、「防災意識向上のためにろう者としてできること」をテーマにご講演いただきました。鈴木さんは、聴覚障害者で2011年に防災士の資格を取得されています。
冒頭は、防災士の役割や活動内容が主で、今年の夏に台風15号による大被害を受けた静岡県へ支援に行った時のエピソードもあり、舎生は興味津々に話を聞いている様子が印象的でした。
続いて「防災意識を高めるために自分ができること」を舎生に問いかけながら、実体験も交えて分かりやすく話してくださいました。舎生も「筆記用具を準備する」「家族や親戚と避難方法や連絡方法を一緒に考える」等、積極的に発言する様子が見られました。
最後に「我々ろう者には災害時『情報』が入りにくいので、視覚的情報の確立や手話の普及が必要だ」との話がありました。
1時間では聞き足りないほどあっという間に感じた講演でした。