和洋女子大学との連携授業(家庭科における食育授業)

 3月1日(金),中学部2年生を対象に家庭科の特別授業を行いました。特別授業では,和洋女子大学健康栄養学科の布川研究室,鯨岡研究室の学生による授業を2コマと給食体験を通して,食に関わる学習を和洋女子大学の教室を使って行いました。

 1コマ目の授業では,地産地消や食品ロスについての学習を行いました。千葉県内で農家を営む方のインタビュー内容をもとに,生産者の思いや工夫について考えました。学習後には,生産者への感謝の気持ちをもって,残さずに食事をしたいという意識が高まりました。

 給食体験では,【さつまいもご飯・サバの味噌煮・ほうれん草のピーナッツ和え・けんちん汁・いちご・牛乳】という千葉県の特産物や旬の食材をふんだんに使った献立をいただきました。昨年度,和洋女子大学で食育授業を受けた中学部3年生も参加し,給食体験を行いました。生徒たちは魚の食べ方に苦戦しつつも,給食を作ってくれた方々や生産者への感謝をしつつ,味わいながら食べることができました。

 2コマ目の授業では,昼食に食べた給食を例にしながら6つの食品群について学習しました。6つの食品群を意識した,理想のお弁当とは何かについてグループごとに考える活動も行いました。自分の好きなものばかりを食べていては,栄養バランスが偏ってしまうことに気付いた生徒もいました。

 今回の授業を通して,生産者や料理を作ってくれる人の存在について改めて考え,栄養バランスの良い食事や食事マナーを意識するきっかけになったと思います。学習したことをぜひ,これからの生活に生かしてほしいと思います。

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