高等部専攻科ビジネス情報科の研修旅行(3日目)

最終日は大阪市内にある「独立行政法人造幣局大阪本局」と併設されている「造幣博物館」の研修でした。造幣局とは、日本国の貨幣の必要十分な量を安定的かつ確実に製造・供給することが主な使命です。その他、勲章・褒章等の製造や貴金属の品位の証明や記念貨幣の製造、貨幣セットの販売などの事業も行っています。

こちらでは、工場内をわかりやすい説明とともに案内していただきました。建物外では約140年前の創業時の正門や実際に使われていた機械や有名な桜の数々、建物内では貨幣の製造工程と品質管理等を詳しく説明をしていただきました。

工場見学後は造幣博物館に行きました。博物館の建物は明治時代のレンガ造りの西洋風建物で、元々は火力発電所として建てられたのだそうです。こちらでは、日本の貨幣制度の歴史を学ぶとともに、外国貨幣の他、勲章・金属工芸品などの展示品を鑑賞し、近代国家の建設に貨幣制度がいかに重要であったかを、具体的に理解することができました。

これらの見学を通して「信頼と挑戦」を行動指針とする造幣局が、国内の様々なサービスに対応していることや、世界の造幣技術の発展に積極的に貢献する態度と姿勢について学ぶことができました。これらのことは、社会人になるにあたっての心得や将来の自分のあり方等、様々なことを考えるよい機会となりました。

この研修旅行は、宿泊場所や研修先をのぞく日程や移動方法等のすべてを生徒自身がプランニングをしたものでした。プラン通りになったところとならなかったところがあり、また、大阪の習慣や食文化を堪能することも、将来に向けた大切な学びとなりました。


2015/05/22〜 アクセスカウンタ 

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