和洋女子大学との連携プログラム

 12月3日(金)に、和洋女子大学との高大連携プログラムとして、「欠食ダイエットはなぜリバウンドする?」をテーマに講座を実施しました。これは、栄養学に関する講座を通して、学校の授業で学んだ内容の理解を深めたり、最新の研究や身近な応用例などの知識を広めたりするために、和洋女子大学家政学部健康栄養学科の鈴木敏和先生と連携して実施したもので、高等部普通科生徒22名が参加しました。

 まず、鈴木先生の自己紹介の後、大学で取り組んでいる研究成果について、果物の皮が肥満予防に与える効果の紹介がありました。そして、講座のテーマである欠食やダイエットについて、筋肉の機能や糖質の消費との関係から学びました。最後に、健康な身体をつくるために鈴木先生からアドバイスをいただきました。講座終了後には、「筋肉をつけるときにまず脂肪をつけたほうがよいのか?」「気温が高い地域と低い地域でどちらが長寿なのか?」「やせるサプリメントは本当にやせるのか?」など多くの質問があり、講座の内容に対する生徒の興味関心が高まったことがわかりました。  終了後のアンケートでは、「欠食ダイエットをすることで、筋肉の量が減り、やせにくくなることが興味深かった」「筋肉が分解されて糖質になる仕組みと欠食の関係の理解を深めることができた」「交感神経と副交感神経のバランスが肥満と関係していることは新たな発見だった」「生物基礎や家庭基礎、科学と人間生活で学習したことと関わりが深く、内容が理解しやすかった」などの感想があり、大変有意義な経験となったようです。