技・家特別授業「食と環境問題との関わり」

 12月14日(水)に技術・家庭科の特別授業を行いました。中学2年生の学習内容である「持続可能な食生活」について考えるきっかけとして,八千代エンジニヤリング様と増一屋合同会社様から講師をお招きし,授業をしていただきました。

 食と環境問題とのつながりについての講義では,普段食べている牛肉を生産するために多くの水を使うことや牛から地球温暖化の原因である温室効果ガスが排出されていることなど,食肉の生産が環境問題につながっていることを学びました。その解決方法として大豆ミートや昆虫食など,新たな食の選択肢があるということを知り,実物を見ながら「これはおいしそう」「どこに売っていますか?」など興味津々な様子でした。

 生徒たちが楽しみにしていた大豆ミートの試食では,「本物のお肉みたい!」「おいしい」と大豆で作られたとは思えない食感や味に驚く生徒が多く見られました。大豆ミートの宣伝を考えるグループワークでは,おいしさだけでなく,環境への配慮やカロリーの低さをアピールし,演技を交えながら発表をすることができました。

 この授業をきっかけに,世界で起きている様々な問題は自分たちにも関わっていることを理解し,自分たちは何ができるのかを考え,行動できるようになって欲しいと思います。