中学部・林間学校

中学部1・2年生は,9月4日(水)から6日(金)の2泊3日,群馬県方面へ林間学校に行ってきました。生徒たちは,林間学校に向け,班や係ごとに事前学習を行い,協力して準備を進めてきました。林間学校当日の様子をご覧ください。
【1日目】
学校で出発式を行い,バスに乗って見学先の「富岡製糸場」へ向かいました。世界遺産である富岡製糸場は,教科書に載っている写真の建物がそのまま目の前にあり,生徒たちは「おぉー」と感動していました。限られた時間でしたが,メモを取りながら班ごとに見学することができました。そして,宿泊先となる国立赤城青少年交流の家に移動し,開校式を行いました。施設の方から,「ここでしかできない体験をしてください」とお話をいただきました。夕食後,林間学校ならではのキャンプファイヤー,目の前に大きく燃え上がる炎に驚きつつ,班長が考えたゲームを楽しむことができました。










【2日目】
いつもより涼しい朝,眠い目を擦りながら,ラジオ体操で目を覚まします。朝食をしっかり食べ,今日は榛名山(はるなさん)に登ります。暑さが心配でしたが,爽やかな気候のもと登山スタートです。細い登山道を一列に並び,一生懸命に登りました。途中で木々の間から榛名湖が見え,キレイな景色に疲れも癒されます。「やっほー」と大きな声を出すと誰かが「やっほー」と,登山ならではのやり取りを楽しみながら登ることができました。山頂では,たくさんのトンボに出迎えられ,景色を楽しみつつ,トンボ取りに夢中になっていました。
夕食は班ごとに作るカレーライスです。かまどの準備をし,カレー作りの準備を進めます。事前の調理実習での練習の成果を発揮し,スムーズに準備を進めることができました。しかし,いざ火を起こしてみると思うように火の勢いがつきません。悪戦苦闘しながらも火力が上がると,みんなでガッツポーズ。仲間と協力して美味しいカレーを作ることができました。苦労して作ったカレーは本当に美味しく,あっという間に完食しました。









【3日目】
お世話になった国立赤城青少年交流の家の方々に挨拶し,向かった先は群馬県立自然史博物館。生命の誕生や群馬県の自然について学びました。実際に見て,触れて感じることができる施設で,生徒たちは恐竜の絶滅や人類の神秘について熱心にメモを取っていました。次に向かった先は「こんにゃくパーク」。群馬県が全国1位の生産量を誇るこんにゃくについて学びます。実際に試食をすることができ,生徒たちは大満足でした。






事後学習では,それぞれの係ごとに活動内容について写真やイラストなどを使い,分かりやすくまとめることができました。学年を超えた仲間と過ごした2泊3日,自分のことを自分でやり遂げることはもちろん,相手を思いやり,集団での生活で大切なことを考えた林間学校になりました。