避難訓練

 10月は地震が来ることを想定した避難訓練をしました。

 避難訓練が始まる前に、各クラスで地震や避難の話をしました。

 あるクラスでは担任の先生から、地震をテーマにした紙芝居を読んでもらいました。

 「地震が起きたら、まず何をしないといけない?」

 子どもたちは先生から、地震が起きたら物が落ちてきて危ないから、まずは頭を守ることが大切だと聞きました。

 テーブルが近くにない時はどうしたらよいか話し合ったクラスもありました。イスの下に頭を入れればよいということになりました。そこで担任の先生に、イスの下に頭を隠す様子を見てもらい、頭をしっかり守れているか確認しました。

 「ジリリリリリー!」

 非常ベルが鳴り、子どもたちは頭を守るためにイスやテーブルの下に頭を隠していました。

 その後、放送で流れてくる、避難を指示する連絡を静かに聞き、ホールへ担任の先生と一緒に避難しました。子どもたちはみんな、「おさない」、「かけない」、「しゃべらない」、「もどらない」をしっかり守っていました。

 ホールでクラスごとに並ぶと、担任の先生が幼稚部の主事にみんな無事に避難できたことを伝えました。

 いつもとは違う雰囲気の中、全員の無事が確認されるまで静かに待っていることができました。

 緊張もしたけれど、もしものための大切な訓練。子どもたちはそれぞれ真剣にのぞんでいました。