夏季作品展 (小学部)

長い夏休みが明け、小学部にも子どもたちの明るい笑顔とにぎやかなやりとりが戻ってきました。

久しぶりに会う友だちや先生と話が弾み、教室や廊下は一気に活気を取り戻しています。 

さて、今週から校内では、夏休み中に取り組んだ自由研究や工作、絵画の作品展示が始まりました。 

今年も、どの作品も個性豊かで力作ぞろいです。 

例えば 

・「ペットの猫はどのくらい寝るの?」と、ペット睡眠時間を調べてみた夏休みならではの研究 

・話題のswitch2を段ボールで再現した工作 

・「1か月間、つめをのばしっぱなしにしたらどのくらいのびるの?」と疑問に思い、実際に自分の体で調べてみた観察レポート 

・夏の思い出の一場面を切り取った絵画作品 

・かつての宿場町に出向き、現在の史跡や道をヒントに、当時の姿に思いを巡らした歴史研究 

などなど、思わず足を止めてじっくり見たくなる作品ばかりです。中には、研究が夏休み前からはじまっているものも! 

テーマの選び方も表現の仕方も、まさに十人十色。

自分の「知りたい」「やってみたい」という気持ちからスタートし、調べたり、作ったり、まとめたり……それぞれの過程に、子どもたちの工夫と努力がしっかりと表れています。 

途中で思うようにいかずにやり直した子、たくさんの資料を読んでまとめた子、親子で協力して完成させた子など、それぞれのドラマがあったことでしょう。 

展示を見た子どもたちは、「すごい!こんなこと調べたんだ!」「おもしろいアイデア!」と、お互いの作品に刺激を受けている様子です。

友だちの自由研究を通して、新しい興味や視点が生まれているようで、とても良い機会になっています。 

保護者の皆さまも、学校へお越しの際は、ぜひ作品展示をご覧になってください。

写真だけでは伝わらない、子どもたちの発想の豊かさや、頑張った軌跡がたくさん詰まっています。 

今後も、子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、学びを支えていきたいと思います。