パパの会(1歳児)

 1歳児グループで「パパの会」を行いました。 まずは自由遊びです。ウレタンブロックやフラフープ、滑り台などで遊びました。ほかには広い遊戯室を駆け巡ったり、園庭を眺めたりと、みんなそれぞれの楽しみ方をしていました。

 

 自由遊びの後は、みんなでリズム遊びやふれあい遊びを行いました。バスの歌遊びでは、お父さんの膝の上で、とても元気なバスの運転手さんになる子どもたちでした。

 次に、ぶらんこのふれあい遊びをしました。先生が抱き上げて、「ぶーらんぶーらん」とぶらんこのようにしてもらったあとに、「パパー」とお父さんに受け止めてもらう遊びです。ぶーらん、ぶーらん、楽しくてみんなにこにこです。

 それから、飛行機遊びもしました。お父さんに水平にだっこしてもらって、飛行機のようにびゅーんと飛んでいきます。飛ぶような感覚が、みんなとても楽しそうでした。

 

 最後に、担当者とお父さん方で懇談をしました。懇談の前半は、子どもの様子や活動の感想について一人ずつお話しいただきました。初めて参加したお父さんからは、「我が子以外に補聴器をつけている同じくらいの子ども達が遊んでいる様子を初めて見た。みんな元気に遊んでいて、成長の様子もよくわかった。来てよかった。」という感想がありました。 後半は、全員で難聴疑似体験をして、気づいたことや感じたことを話し合いました。お父さん方からは「ノイズがあると、話を聞き取る時に集中力が必要だった」「話している担当者が急に動きながら話したり、子どもの声が聞こえてきたりすると集中が途切れてしまい、話が聞き取れなくなった」などの感想がありました。

 

 担当者からは、この体験から、どのような手がかりや配慮があると、子どもたちと伝え合えることが増えるのかということや、遊びや生活の中で、視線を合わせて、子どもと同じ高さで、ゆっくりはっきり話していくことの大切さを改めてお伝えしました。