幼稚部 夏祭り

7月20日(土)に、毎年恒例の夏祭りを行いました。
この夏祭りは、PTA行事の一つで、お父さん方が中心になって準備や運営をしています。当日は、日中の気温が35度に迫る暑さでしたが、お父さん方は、準備のために子どもたちが登校してくる数時間前に集合しました。暑い中、飾り付けをしたり、担当の模擬店の準備をしたり、打ち上げ花火のセットをしたりしました。一つひとつ手作業で進めるので、とても時間がかかります。

事前に実行委員のお父さん方が相談をして、模擬店は「おかしつり」「スーパーボールすくい」「コロコロ玉落とし」「ヨーヨーつり」「ふうせんやさん」を行うことに決まりました。「ふうせんやさん」は、バルーンアーティストの方にご協力いただき、教えていただきながら一緒に準備を進めました。
どの模擬店も、「こんなふうにしたら楽しいかな。」「小さい子どもたちには、こんなふうにしてあげようか。」など、子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら、お父さん同士で和気あいあいと準備を進めていました。
そして、いよいよ準備万端で子どもたちを迎えます。

16時30分、甚平や浴衣を着た子どもたちが、チケットを手に集まってきました。
みんなワクワクしながら始まりの合図を待っています。
「夏祭り、始まるよ!」PTA幼稚部部長のお父さんのかけ声とともに、パーンと打ち上げ花火が上がりました。夏祭りの始まりです。

模擬店では、お父さん方が、「おお、すごいなあ。じょうず、じょうず!」「おしい!もう一回、がんばって!」等と、子どもたちを盛り上げてくださったり、わかるようにやさしくお話をしてくださったりしていました。おかしやヨーヨー、スーパーボールに手持ち花火、くまや剣等の形のバルーン等、たくさんの景品をもらって子どもたちは大満足の表情でした。他にも、教員が担当した、「ストローひこうきづくり」や、「うたっておどろう」のコーナー、「チャレンジ、はこつみ」などでも、思い思いに楽しみました、お友達や親せきの方、乳幼児教育相談「けやきルーム」の2歳児のお子さんたち等、大勢の方が夏祭りに参加してくださいました。

盆おどりでは、大きな大きな輪になって、みんなでにぎやかに楽しく踊りました。お父さんが、曲に合わせてかっこよく太鼓を叩いてくれました。

盆踊りのあとは、おみこしです。「ワッショイ、ワッショイ」と元気よくみんなでかけ声を合わせて中庭を一回りしました。お父さん方が大きなうちわを持って仰ぎながら盛り立ててくれました。

休憩をはさんで少しうす暗くなってきたら、恒例の花火です。吹上花火や打ち上げ花火、ナイアガラと、お父さん方が力を合わせて進めます。この花火は、お父さん方が花火の専門店に行って一つひとつ選んで買ってきました。きれいな花火の連発にあちらこちらで「ワーッ!」と歓声が上がりました。子どもたちは目をキラキラさせて花火に見入っていました。

お父さん方が一生懸命に準備してくれた夏祭り。
子どもたちにとって、思い出に残る一日になりました。