造形芸術科 研修旅行3日目・最終日

2024年5月16日、造形芸術科実技研修旅行の3日目は、JR奈良駅からバスに乗り、奈良公園内にある春日大社を訪れました。この日のお天気は朝から曇り空で、やや肌寒い一日となりました。
春日大社の境内に足を踏み入れると、空気が一変し、荘厳な雰囲気に包まれました。そこには、建造物や苔むした灯籠、歴史を感じさせる風景が広がっていました。
春日大社を拝観した後は、本殿から少し離れた写生スポットに移動し、神聖な空気と緑に囲まれながら写生に取り組みました。
生徒たちは今日も真剣にキャンバスに向かい合い、それぞれの視点から見た風景を丁寧に描き上げました。





2024年5月17日、造形芸術科実技研修旅行の最終日は、初日にも訪問した興福寺・猿沢池周辺に出向き、朝から昼頃まで、水彩画を描きました。
研修旅行中にお世話になった宿泊先では、毎朝、種類が豊富で出来たての朝食をいただくことができ、研修期間中の活力となりました。
今回の研修では、奈良県まで赴き、現場の空気を感じながら普段とは違った自然環境の中で歴史的な建造物や美しい風景の写生をするという貴重な経験をすることができました。
皆で同じ目的意識を持って取り組み、また、互いに切磋琢磨することで、技術面での成長や、素晴らしい作品を残すことができました。
今回の経験から得られたことは、今後の制作活動へ必ず生かされることと思います。
今年度の造形芸術科の研修旅行の実施に際し、様々な方々にご協力いただいたことに、心から感謝いたします。


