筑波大学附属聴覚特別支援学校のWebサイトをご覧いただき、ありがとうございます。 

 本校の設立は、1875年(明治8年)、古川正雄、津田仙、中村正直、岸田吟香、ボルシャルト、ヘンリー・フォールズの6名が「楽善会(らくぜんかい)」を組織し、盲者の教育を計画したところから始まります。その後、山尾庸三が加わり、聾者の教育へと発展しました。2025年(令和7年)には創立150周年記念事業を行い、記念式典等を盛大に開催しました。これまで校名は、「訓盲院」、「東京聾唖学校」、「東京教育大学教育学部附属聾学校」等、多くの変遷をたどり、2007年(平成19年)4月、現在の校名「筑波大学附属聴覚特別支援学校」になりました。本校は、国立大学附属の特別支援学校(聴覚障害)として日本で唯一の存在です。現在は、奈良・平安時代に下総国の国府が置かれていた、千葉県北西部の市川市国府台(こうのだい)に校舎を構えています。

 本校は、聴覚障害がある幼児から高等部専攻科生徒までを教育の対象としています。子供たち一人一人の発達段階に応じた最も適切な方法で言語力や学力、豊かな心を育み、進んで自分の能力を開発し、広い視野に立って社会貢献ができる人材を育てることを学校教育目標としています。乳幼児及び保護者支援等も丁寧に行っています。また、筑波大学の附属学校として筑波大学の研究や教育実習に協力したり、全国の特別支援学校(聴覚障害)の教員や海外の特別支援教育関係者等に研修の場を提供したりしています。

 各学部学科では、子供たちの興味関心を引き出しながら、分かる授業を大切にした教育活動に取り組んでいます。国際交流(韓国、台湾、フランス等)にも力を入れ、グローバルな視野を育むとともに、子供たちのコミュニケーション力の向上を図っています。また、地域の幼稚園や学校、筑波大学附属学校群(11校)との交流行事を実施しています。

 本校は、長い歴史と伝統を大切にし、これからも聴覚障害がある子供たちの社会自立と自己実現を目指して、教育活動を展開いたします。これまで同様、関係各位のご支援ご協力をお願い申し上げます。

令和8年4月1日

筑波大学附属聴覚特別支援学校長 眞田進夫