子どもの発想を大切に ~幼稚部1年生~

子どもたちは、毎日おたより帳にシールを貼って帰ります。

この日、一人の子が、頭におたより帳をのせてニコニコ笑っていました。

おもしろそう! 担任も、おたより帳を頭にのせてみました。

すると、もう一人のお友達も真似しました。みんな同じ。なんだか楽しい!

そのまま、ビニールテープを床に貼ってスタートとゴールを決め、みんなでおたより帳を頭から落とさないように歩いて遊びました。

手で押さえたり、手を離したり。

『みてみてー!!』

『ようい、どん!!』『そうっと、そうっと…ね』

ゴールまで着いて、子どもたちは「やったー!!」と喜んでいました。

日頃から、子どものすることを取り上げて、みんなで一緒に楽しむことを大切にしています。

子どもから生まれた遊びは、楽しさが長続きするように思います。

発想を認められた子どもたちは、「もっともっと自分の思いを表現したい!」「他の人の思いをわかりたい!」と思うようになっていくのではないかと思い、日々、みんなで楽しんでいます。