卒業生の話を聞く会

 9月22日(月)に、卒業生の話を聞く会を実施しました。

 講師としてお招きしたのは、中学部の時から高等部普通科までの6年間を寄宿舎で生活された堀口昂誉(ほりぐち たかのり)さんです。

 堀口さんは、11月15日から東京で開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」の男子十種競技日本代表選手です。今回は「私の陸上人生とデフリンピック」というテーマでお話をしていただきました。高校生のときに陸上を始めて夢中になったこと、寄宿舎で先生と一緒に北京オリンピックの男子4×100mリレーをテレビで日本が銀メダルを獲得した時の感動と興奮、その後、大学生のときに怪我をして陸上競技から離れた後、8年のブランクを経て競技復帰を決意。そして十種競技に取り組み、目標にしていた東京2025デフリンピックの代表に見事選出されました。

 好きな言葉は「今日も積み重ねる」と「文武両道」。日本代表のユニフォームを着られるのがうれしいと笑顔を見せてくれました。講演の後、応援メッセージを寄せ書きした国旗を舎生会役員からお渡ししました。寄宿舎にたくさんの笑顔があふれていました。

 堀口さん、お忙しい中、寄宿舎にお越しくださりありがとうございました。東京2025デフリンピックでのご活躍を期待しています。