令和6年度 修了式・退任式

暖かい春の日差しを感じられるようになり、校内の桜の木も開花の準備をしています。本校では、令和7年3月21日(金)に「令和6年度 修了式・退任式」を行いました。

修了式において、伊藤僚幸校長は、「学校創立150年目となる令和7年度を迎えるにあたり、それぞれがこの一年をしっかりと振り返り次年度に備えてほしい」と子供たちに話しました。
また、伊藤校長は、高等部専攻科歯科技工科が令和7年3月31日をもって閉科することを子供たちに伝えました。
歯科技工科は、1971(昭和46)年に設立されました。当時は、聴覚障害者が働く環境が今ほど整っておらず、歯科技工士の国家資格取得を目指す歯科技工科は、多くの聴覚障害者にとって大きな目標となりました。たくさんの生徒が専門知識や技術を身につけるために懸命に努力し、充実した学校生活を送りました。これまでの卒業生総数は452名となります。
しかし、時代の移り変わりとともに、聴覚障害者を取り巻く環境も大きく変化し、歯科技工科はその使命を終え、54年の歴史に幕を下ろすことになりました。
歯科技工科、54年間ありがとうございました。
退任式では、12名の先生方とお別れをしました。これまで、学校のため、子供たちのために大変お世話になりました。本当にありがとうございました。