沖縄修学旅行

 1月15日~18日に高等部普通科2年生沖縄修学旅行を実施しました。

 1日目は8時30分に羽田空港に集合し飛行機で那覇空港へ向かいました。初めて飛行機に乗る生徒もいましたが、空港内でも落ち着いて団体行動ができ、2時間30分ほどかけて到着しました。到着後はおきなわワールドへ行き、エイサーショーを見たり、玉泉洞の中へ入ったりして、沖縄の文化や自然に触れることができました。

 2日目は平和学習として午前中はクラシンウジョウガマを見学し、午後はひめゆり平和祈念資料館と平和祈念公園を見学しました。

 ガマの見学では、戦時中にガマの中でどのようなことがあったのか、戦時中の沖縄がどのような状況であったのかをガイドの方から説明していただき、戦争が物語の中の話ではなく、この場所で現実に起きたということを改めて実感することができました。
 ひめゆり平和祈念資料館では、沖縄戦の資料や使われていた道具の展示などを見ることができました。特に、元ひめゆり学徒隊の方が当時を振り返って語られている証言の映像資料は、多くの生徒が食い入るように観ていました。平和祈念公園では平和の礎(いしじ)を見学し、海に面した綺麗な景色を味わいながらも、戦争で亡くなった方々に思いを巡らせる時間となりました。
 2日目と3日目のホテルは海に面したホテルで、チェックイン後から夕食までの短い時間でしたが、ビーチに出て皆で楽しみました。

 3日目は沖縄の自然をテーマに見学や体験を行いました。

 午前中は東村ふれあいヒルギ公園で、自然観察とカヌー体験を実施しました。自然観察では沖縄ならではの動植物を観察することができ、カヌー体験では沖縄の自然に囲まれながら体験することができました。

 午後は美ら海水族館を見学しました。ジンベエザメの水槽の前では、熱心に生き物を観察する生徒が多く見られました。また、その他の展示も充実していたので、生徒たちは見学時間を有意義に使って様々な展示から学習している様子でした。

 4日目は国際通りで自由行動でした。お土産購入等で集合時間ギリギリまで楽しんでいました。

 4日間を通して、様々なことを学ぶことができました。沖縄を多様な視点から学ぶことができることが修学旅行の良いところだと感じます。また、生徒同士の仲もより一層深まり、病気や事故もなく全員が元気に笑顔で帰ってくることができました。
 今回の旅でお世話になりました、ガイド様や宿泊先の皆様、旅行会社の皆様、本当にありがとうございました。

高等部専攻科

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