幼稚部 七夕会

7月5日(金)幼稚部では、七夕祭りが行われました。
浴衣や甚平を着て、子どもたちも、わくわくしたり、ソワソワしたり。
でもやっぱり、おめかしするのはとっても嬉しくて、「みて!みて!」とお友達同士見せ合いっこする可愛い姿もみられました。

大きな笹に飾られたのは、子どもたちの笹飾りや願い事が書かれた短冊たち。
飾りや、願い事を紹介しながら、みんなで空のお星さまに祈りました。
幼稚部の七夕祭りでは毎年恒例、3年生が「おりひめとひこぼし」の劇を披露します。
この日のために3年生は、劇ごっこ遊びを繰り返し楽しむところから始まり、台本が出来上がってからはお友達に“見てもらう”ことを意識して毎日練習を重ね、1か月の間、劇の披露にむけて様々な取り組みをしてきました。
劇の役決めも、子どもたちで話し合って決めました。
役どころは、ひこぼし、おりひめ、王さま、牛、そして かささぎ です。

衣装に着替えて、いよいよ本番。本番前は、キリリと光る瞳の奥に少し緊張も感じられましたが、いざ始まるとさすが3年生です。自分たちで作り上げてきた劇をみんなに見てもらおうと、ひとりひとりが気持ちを込めて頑張っていました。
本番、担任の先生は子どもたちに合図も指示も何も出さず、信じて見守りました。
子どもたち自身で作り上げてきたからこそ、長い物語や劇の内容は子どもたちの中にすべて把握されています。自分で考えて動き、話し、友達同士で助け合いながら作ってきた劇だからこそ成せることです。
とってもとっても、素敵な劇でした。
