
校舎の改修・各部の改修
※創立150周年記念誌より抜粋・要約
本校の校舎は、平成5年度から段階的に改修が進められました。まず、幼稚部北校舎と東校舎の一部が改修され、その6年後の平成11年度には寄宿舎が、翌12年度には小学部・中学部・幼稚部南校舎の改修が実現しました。かつては、各部を統合した総合棟を新築する構想もありましたが、最終的には既存校舎の改修案に落ち着きました。
幼稚部棟では、多目的ホールや教室ごとの準備室が設けられ、補聴システムも更新されました。乳幼児教育相談棟では、発達段階に配慮した設備が整えられました。小学部では、広い空間の確保が課題とされ、「なかよしホール」などを新設するとともに、明るく開放的な教室づくりが進められました。
中学部棟は、美術・音楽・体育以外の授業を全て自校舎内で完結できるようになり、多目的室や可動式の間仕切りを活用した教室構成により、柔軟な学習空間が実現されました。トイレも明るくなり、後に洋式化も進められました。
高等部棟の改修では、オープンスペースやパソコン室、ガイダンス室などが新設され、バリアフリー化も図られました。企業からの寄付により文字情報装置も整備されました。また、改修を機に普通科と専攻科のエリアも明確に区分されました。
寄宿舎では、男子寮から富士山が望めるよう景観整備が行われ、冷暖房やスロープ、自動扉などの整備が進められました。寄宿舎指導員の強い働きかけにより、洗面所への給湯器設置も実現し、快適な生活環境が整いました。
このように、校舎や寄宿舎の改修は、教育・生活の質を高めるとともに、本校の特色ある教育活動の基盤を築く大きな契機となりました。








