造形芸術科では2019年10月から2020年2月にかけて、浦安市障がい福祉課とのコラボレーション活動を行いました。
テーマは『浦安』と『手話言語等』を融合させたポスターのデザイン。
当初、生徒たちの『浦安』に対するイメージは、『アミューズメントパークと新しい街』でしたが、視察させていただく中で新旧の浦安に触れ、様々なイメージを描き出すに至りました。
以下、生徒の説明でご紹介いたします。
浦安市役所から依頼を受け、「浦安市手話言語等の理解及び促進に関する条例」の周知のためのポスターを制作しました。
制作の前に、私たち4人は浦安市のイメージをつかむために勉強し、浦安市を訪れ職員の方にいろいろな場所を案内していただきました。
みんなに浦安市の雰囲気をわかってもらうために浦安市の要素を考え、手話と浦安市(の要素)がバランス良くなるように作りました。
そして、みんなに手話をわかってもらおうという思いを込めました。
完成したポスター(右下はクリアファイル)
当初は4人の作品の中からひとつが選ばれる予定でしたが、どの作品も良いと4人全員の作品が採用されることになりました。
良い経験になったと思います。
現在このポスターは、浦安市役所掲示版(障がい福祉課前)に、掲示されているそうです。
(校内では、高等部棟1階に掲示しています)
今後も様々なところで、掲示予定と伺っております。
この場を借りて、この貴重な機会をいただきました浦安市障がい福祉課の皆様、また視察の際にお世話になりました見学先の方々に御礼申し上げます。
生徒たちには、外部の方にご意見をいただきながらデザインするという経験で得たかけがえのないものを、これからの制作活動や専攻科修了後の社会生活に生かして欲しいと願っています。