2019年5月14日~17日、国内研修旅行を実施しました。
3泊4日、今年度の研修先は奈良です。
1日目~2日目の、前編はこちら
【3日目】
この日は少し遠出をして、桜井市にある真言宗豊山派の総本山、長谷寺へ。
本堂までの399段の登廊を上がりながら、その風情を楽しむ生徒たち。
この日も暑いとの予報が出ていて写生環境を心配しましたが、長谷寺は山の方ですので意外と爽やかでした。
国宝の本堂をお参りした後、清水寺と同じつくりだという舞台からの眺めを堪能。
その後、写生ポイントの説明を受けてから各自写生場所を決めて制作に入ります。
ランチタイムには集合して、門前町で食事をしましたが、それ以外の時間は制作に没頭する日となりました。
夜のミーティングでは、1日目、2日目よりも絵具による表現、形や構図など、様々な面で力が伸びていることを実感しながら講評会。
広くはないホテルの部屋に全員が入って絵を並べるとギリギリの広さでしたが、友人の表現を鑑賞し自分にはない視点を発見する有意義な時間となりました。
【4日目(最終日)】
奈良国立博物館周辺にて、この日はスケッチブックと鉛筆&透明水彩でスケッチです。
鹿たちがのんびりと休む庭は観光客が多数とおるにもかかわらず、古都の落ち着いた雰囲気を感じることができます。
この写生後、興福寺の国宝館にて阿修羅像を始め多くの迫力ある作品を鑑賞してから、帰路につきました。
古都奈良での研修旅行、初日こそ雨に降られましたがその後はお天気にも恵まれ、観光旅行とは違う専攻科「造形芸術科」ならではの、充実した研修となりました。