みなさん、おはようございます。
寒さもやわらぎ、
少しずつですが、暖かさを感じるようになりました。
三月十五日には、小学部・中学部・高等部の卒業式が、
三月十七日には幼稚部の修了式が、行われました。
卒業生・修了生は、それぞれの感謝のことばを残し、
それぞれの期待に胸を膨らませながら巣立っていきました。
きっとすばらしい未来が待ち受けていることでしょう。
皆さんは、今日で、一年間の学びが終わります。
新しい世界を発見し、視野を広げることができたでしょうか。
今年度も、みなさんは、勉強だけでなく、
スポーツ、絵画や作文でも、大きな成果を上げることができました。
欅祭では仲間と協力して、大きなことを成し遂げました。
体育祭では皆さんの若いエネルギーが炸裂(さくれつ)しました。
ひとつひとつが大切な思い出となったことでしょう。
ところで、パリ聾学校との交流について、
昨年の十二月は、残念ながら
本校からパリへ行くことが出来ませんでした。
しかしスカイプを使って交流できました。
本校は他にも台湾や韓国の聾学校とも交流しました。
皆さんが社会に出る頃は、どのような日本になっているでしょう。
もしかしたら、もっと外国の人が増えているかも知れません。
もしかしたら、毎日、普通に
外国の人と話をしたりしているかもしれません。
近い未来には、言葉や文化の壁を乗り越えなければならない
時代がくるかもしれません。
そのためには、たくさん勉強して視野を広げる必要があります。
最後に、人と人との信頼関係を、
どのように築(きず)いていったら良いのか、
どのようにコミュニケーションをしたら良いのか。
これらは、皆さんが社会に出たとき、
最も大切なことであることを知っておいてください。
それでは、健康に充分気をつけて、四月の始業式には、元気な顔を見せてください。
平成29年3月23日
筑波大学附属聴覚特別支援学校長 原島 恒夫
2017/03/23〜