平成28年度の入学式が行われました

4月11日(月)、平成28年度の入学式が行われました。ここでは、学校長の式辞をご紹介いたします。

学校長式辞

4月に入り、春の花や風が皆さんを暖かく迎えてくれています。この春、本校に新しく入学した、幼稚部から高等部まであわせて75人のみなさん、ご入学おめでとうございます。

ようちぶに あたらしく はいった 11にんの みなさん、これから、たくさんの おともだちと、あそんだり、おはなしを したり、おべんとうを たべたり、とっても たのしい まいにちが まっています。たくさん おはなしを してください。たくさん わらって ください。ないたり、けんかを することも あるかも しれません。でも かならず なかなおりを してください。ぜんぶ、みなさんに とって たいせつな べんきょうです。

しょうがくぶ 1ねんせい 13人の みなさん。あたらしい がっこう、あたらしい かばん、あたらしい きょうかしょ、あたらしい ノートが まっています。そして あたらしい せんせい がまっています。いよいよ しょうがくせいです。どんな おべんきょうが はじまるのでしょう。びっくり するような こと、ふしぎな ことが たくさんあり、べんきょうは とっても たのしい はずです。そして、たくさんの おともだちを つくって、なかよく、まいにちを げんき いっぱいに すごしてください。

中学部1年生14人のみなさん、これから始まる中学生時代は、体も心もどんどんどんどん大きくなっていくときです。勉強も少し難しくなりますが、小学校に比べて、さらに皆さんの興味を拡げてくれる世界が待っていることでしょう。部活動や生徒会活動、行事など、自分達で考え、協力しながら行動することも多くなります。健康で丈夫な体をつくり、他の人を思いやる心を育ててください。

高等部普通科1年生24人、専攻科1年生13人の皆さん、本校ではいよいよ最後の仕上げの段階に入ります。社会に出るために学ばなければならないことがたくさんあります。勉強だけでなく、友達と競い合うだけでなく、友達を大切にし、一生涯の友達をつくるときでもあります。また、失敗を恐れず、いろいろなことにどんどん挑戦していってください。人生、失敗から学ぶことの方が多いのです。お父さんやお母さんや先生方はきっと暖かく見守ってくれているはずです。

現在の日本は、少子高齢化、グローバル化、国際情勢の複雑化という大きな変動期を迎えております。昨年度はパリでISによる悲惨なテロ事件が起こってしまいました。パリには私たちの姉妹校であるパリ聾学校があります。領土問題や世界各地の紛争にも目が離せません。現在の日本は平和です。しかしこの平和を維持するためには知恵と努力が必要です。これからの教育の中では、「多様性」への理解が重要なテーマです。異なる文化、異なる言語、異なる考え方をどのように受け入れていくのかが課題です。また知識だけではなく、自ら問題意識をもち、主体的に解決する能力を育成することが重要となります。

これからの日本を作っていくのはみなさんです。そのためには机上の勉強だけではなく、主体的に、積極的に様々な活動に取り組むこと、そして友達や先生方、ご家族とのふれあいの中で、相手の立場に立ち、他人を思いやることのできる暖かい人間、たくましい人間、平和を愛する人間に成長していってください。先生方もご両親も皆さんの成長を願っています。

ご家族の皆様、本日はお子様のご入学、本当におめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。本校の教職員一同、子どもたち一人ひとりが、それぞれの持てる力や個性を十分発揮できるよう指導していきたいと考えております。ご家族の皆様には、本校の教育についてご理解を頂き、ご支援を頂きたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。

本日は、大学を代表して、附属学校教育局 松本末男教授にご出席頂きました 

入学したみなさんそれぞれの新たな出発を祝し、ご挨拶とさせていただきます。

平成28年4月11日 

筑波大学附属聴覚特別支援学校長 原島恒夫


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