昨年度に引き続き、今年度も独立行政法人科学技術振興機構のサイエンス・パートナーシップ・プログラム(SPP)に採択され、1月24日、25日の2日間に渡り、高等部1年生全員を対象にSPP講座を実施しました。東京大学先端科学技術研究センターの神崎亮平教授と安藤規泰助教の2人を講師に迎えました。
SPP講座のテーマは、「ロボットと昆虫で探る,感覚と脳と行動のしくみ−カイコガから学ぶ最先端生命工学−」で、カイコガやロボットを使用して様々な実験を行いました。
1月25日(土)
午前中は、生徒たちが実際に様々な体験をする実験を行いました。用意された実験は、「昆虫の触角・複眼・脳の観察」、「昆虫の筋肉の活動電位計測」、「ヒトの筋肉の活動電位計測とロボット制御」、「昆虫の能力の体験」です。グループごとに、用意された4つの実験を行いました。
「昆虫の触角・複眼・脳の観察」では、双眼実体顕微鏡を使って、実際にカイコガの触角や複眼や脳の観察を行いました。
「昆虫の筋肉の活動電位計測」、「ヒトの筋肉の活動電位計測とロボット制御」では、昆虫やヒトから発せられる筋電位をiPadを用いて計測したり、筋電位を利用してロボットの車を操縦する実験を行いました。この実験を通して筋電位の発生を体験的に学習することができました。
「昆虫の能力の体験」では、昆虫が識別できる偏光を、偏光板を用いて体験しました。空の見え方、パソコンの画面の見え方、プロジェクターから発せられる光の見え方などを体験し、同じものを見ていても、ヒトと昆虫では違う見え方をしていると、体験的に理解することができました。また、1秒間に点滅する光の回数を調整して、自身の臨界融合頻度を体験する活動も行いました。昆虫の臨界融合頻度と比較することで、生徒たちは昆虫の優れた能力に驚いていました。
午後は、2日間の講義や実験を通して分かったことをまとめ、各グループごとに発表する活動を行いました。グループごとに、ヒトの特徴、昆虫の特徴、ヒトと昆虫の共通点について討議し、ワークシートにまとめました。各グループの発表後に先生方やティーチングアシスタントの方たちからコメントをいただきました。どのグループの発表も大変よくまとめられているとお褒めの言葉をいただきました。
最後に学年長から、「2日間の講義や実験を通して、ヒトや昆虫のしくみを学び、昆虫を見る視点が変わりました。講座で学んだことを今後の生活に生かしていきたい。」とのお礼の言葉を述べ、2日間の講座が終了しました。今回の講座で生徒たちは多くの発見をすることができ、大変有意義な講座となりました。
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2014/01/27〜