東京大学 神崎先生の科学教室が行われました

今年度、独立行政法人科学技術振興機構のサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)に採択され、2月19日(火)に、高等部2年生全員を対象にSPP講座を実施しました。東京大学先端科学技術研究センターの神崎亮平教授と安藤規泰助教の2人を講師に迎えました。

神崎教授が担当している「ひらめき☆ときめきサイエンス」のプログラム,「ロボットで探る昆虫の感覚と脳と行動の不思議」に,本校の一部の生徒が4年前から参加してきました。プログラム内容は,昆虫の脳の情報処理能力など,生体制御システムについて実験とともに分かりやすく伝えるものであり,現在科学の基礎を学習している生徒にとって大変有意義なものでした。この内容を他の生徒にも提供したいと考え,SPP講座として実施しました。

SPP講座のテーマは「昆虫の科学−感覚と脳と行動の不思議−」です。まず、同じ世界に住んでいても昆虫と人間では感じる世界が全く異なるという「環境世界」についての講義がありました。人間にはない昆虫の不思議な能力について学習し、生物が違うと環境世界は違う。人間同士においても環境世界が違うことを知りました。

次に、実際にカイコガを使用した実験がありました。「カイコガのオスがメスを探すしくみを探る実験」や「カイコガの歩行パターンの観察」、「昆虫の脳の役割を調べる実験」など多くの実験を行いました。最後に、活動電位の学習の一環として、「カイコガの筋電位の計測」、「筋電位でロボットを操作する実験」を行いました。

質疑応答の時間では、「昆虫に痛覚はあるのか?」、「カイコガの他にはどのような昆虫で研究を行っているのか?」などの質問が出されました。講座終了後に記入した生徒の感想では、「生物によってそれぞれ異なった感覚をもっていることが分かった。」、「昆虫の能力に驚いた。」、「ニューロンや神経のしくみについての理解が深まった。」のような声が多く、大変有意義な時間となりました。


2013/02/19〜 アクセスカウンタ

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