12月20日(木)、高等部PTAでは卒業生の塩野谷富彦さんをお招きし講演会を開催しました。塩野谷さんは大手建設会社で設計の仕事に携わるかたわら、世界各地をめぐり、ろう者として初めて北極点・南極点に立つという快挙を成し遂げた経歴を持っています。これまで訪問した国の数は100を超えるということでした。
幼稚園の時に見た「いってみたい」というテレビ番組をきっかけに海外旅行に興味を持つようになったそうです。9歳のときには生まれて初めて観た映画が「2001年宇宙の旅」で大きな衝撃を受け、以来、毎日家で宇宙や未来のことばかり考え続けるようになったこと、大阪万国博覧会(EXPO’70)では見たことのないパビリオンの数々に目を奪われ、建築やデザインに興味を持つようになりそれが最終的な進路につながったことなど時にユーモアも交えて楽しく語って下さいました。
進学した専門学校では、情報支援が充実していない時代でありながらもくじけることなく努力して上位の成績を維持し、大手建設会社に就職後は多くの建築物の設計を手がけ、さらに各種の賞を受賞して現在に至っています。
「子育てには子どもへの理解ある接し方が一番で、沢山の経験を積ませながら興味をうまく伸ばしてあげられるように努力をすることが大切だ」というアドバイスもいただきました。
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塩野谷さんが 復元した 訓盲院の建物 |
2013/01/13〜