3月4日月曜日、山尾庸三子爵胸像披露会が盛大に行われました。
この度、同窓会の山尾信一名誉顧問より、山尾庸三子爵胸像を同窓会に寄贈いただきました。
山尾庸三先生は、長州藩士のもとにお生まれになり、幕末から大正時代にかけて、日本史にその足蹠を残された人物です。山尾先生は、1863年、ロンドン・グラスゴーに伊藤博文・井上馨らと共に留学し、様々な工学を学び、東京大学工学部の前身となる工学寮を創立されたことでよく知られています。
山尾先生は、聾者の人材教育にも熱心に取り組み、1880年には、楽善会訓盲院を設立したことが、聾教育の礎として大変重要な役割を果たしたといえます。また1885年には、訓盲院を国の直轄として文部省の管轄にすることにも貢献された人物です。
現在の筑波大学附属聴覚特別支援学校は、この訓盲院が母体となり、1910年に東京聾唖学校と改称されたところからその歴史を引き継いだといえます。1949年には、国立ろう教育学校、同附属ろう学校となり、1950年には東京教育大学国立ろう教育学校、同附属ろう学校となりました。その後、幾たびかの教育組織の改編および校名改称などを経て、1978年には、筑波大学附属聾学校、2007年には筑波大学附属聴覚特別支援学校となりました。
本日は山尾信一様ご夫妻をお招きし、胸像の除幕式、高等部生徒による校歌の手話コーラス、記念撮影、感謝状の贈呈、山尾信一様のご挨拶等がありました。
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2013/03/05〜