4月8日(金)、平成23年度の始業式が行われました。宮本校長先生が全校児童・生徒にお話されたことをご紹介いたします。
みなさん、おはようございます。
3月にとても大きな地震がありましたね。
この学校のみなさんの中にも、地震の日は家に帰れなくなり、学校に泊まった人がおおぜいいました。
学校がどうなるのだろうかと心配した人もいたと思います。
でも、こうしてみなさんと始業式を迎えることができたことをとてもうれしく思います。
みなさんも、待ち遠しかったことと思います。
今日は、新しい年度、平成23年度のみなさんの始業式です。
幼稚部、小学部、中学部、高等部のみなさんは、それぞれ1つ上の学年になりました。
新しく始まる勉強や学校の行事のことで、わくわくした気持ちのことと思います。
新しい1年間、そのはずんだ気持ちを忘れずに、勉強や、運動や、行事や、部活動など、いろいろなことに力一杯取り組んでください。
ところで、今年度の1年間は、普段のそうした活動の他に、2つ、みなさんに考えてほしいことがあります。
1つは、節電(せつでん)ということです。
今、地震の被害で、これまでと同じだけ電気を作ることができなくなっています。
ということは、今までと同じだけ電気を使っていたら、足りなくなるということです。
電気が足りなくなっているのに、みんながいつも通りに電気を使い続けたらどうなると思います?
関東地方の多くの地域が停電になるという大変なことが起こります。
首都圏大規模停電(しゅとけんだいきぼていでん)といいます。
これまでに、1987年7月、1999年11月、2006年8月と3回、起こっています。
町中の電気が消え、信号も消え、電車も動かず、エレベーターに閉じ込められた人もたくさんでました。
こんなことにならないよう、私たち一人一人が電気の節約(せつやく)を考えていきましょう。
そのためには、どんなことをしたらよいのか、どうかみなさん、お家や学校で話し合ってみてください。
そして、自分たちでできることを見つけてください。
そうして考え、見つけたやり方は、電気の心配がなくなったあとでも続けるといいでしょう。
それが、地球にやさしい生活になります。
どうして「地球にやさしい生活」とはどういう意味なのか、分からない人は先生方に聞いてみてください。
もちろん、自分で調べてもよいのですよ。
もう1つは、今、わたしたちは、こうして始業式を迎えられましたが、地震の被害が大きかったところでは、まだ学校を始めることができないところも少なくないということです。
自分たちが当たり前と思っていることが、まだできない子どもたちが、今のこの日本にたくさんいることを忘れず、毎日、学校に通って勉強できることがどんなにありがたいことなのかを、忘れないでいてください。
来週の月曜日は入学式です。
たくさんの新しいお友だちが入学してきます。
新しいお友だちと一緒に、この学校でまた勉強できるしあわせを感じながら、この1年間、またがんばっていきましょう!
2011/04/08〜