7月20日(水)、1学期の終業式が行われました。ここでは、幼稚部と中学部で宮本校長がお話されたことをご紹介いたします
幼稚部 きょうで 1がっきがおわります。みなさん、1がっきはたのしかったですか?
うんどうかいやたなばたまつり、いろいろありましたね。

みなさん、これはなにか わかりますか? これは、せんだいというところの たなばたのおまつりのしゃしんです。
せんだいは 3がつにおおきなじしんがあったところです。じしんとつなみで いろいろなところがこわれてしまいました。でも、せんだいのひとたちは ことしもたなばたのおまつりをやるそうです。どんなにつらいことがあっても くじけないきもちを おしえてくれますね。
あしたから なつやすみになります。
ことしのなつも とてもあついひが つづくそうです。
そとであそぶときは ぼうしをかぶったり ひかげでやすんだり おみずをちゃんとのんだりして からだにきをつけてくださいね。
では、9がつに またげんきなおかおでがっこうにきてください。
へいせい23ねん7がつ20にち
がっこうちょう みやもとしんや
今日で1学期が終わります。明日から夏休みです。
去年の夏も暑かったですが、今年の夏は、もっと暑いと言われています。どうしてでしょう?
それは、気温が高くなるという、文字通り、暑い日が続くほかに、節電のため、どこでも冷房の温度を普段より高めに設定するからです。
エアコンの温度設定は、何度にしましょうと言われているか知っていますか? 28度ですね。これまでは、26度と言われていましたから、2度高いことになります。
エアコンの温度を1度あげると、エアコンが使用する電気が10%少なくて済むと言われています。2度あげたら、20%の節約になるのですから、大きいですよね。
ところで、今、日本中で節電が叫ばれているのは、3月の大きな地震と津波で福島原子力発電所が止まってしまったことが大きな原因の一つです。
でも、それだけでは、西日本で節電をしなければいけない理由にならないですよね。では、他の理由は何でしょう? それは、福島での原子力発電所の事故により、日本中の多くの人が原子力発電所の安全性に疑問を持つようになり、他の地域にある原子力発電所もすぐに動かせなくなったことが関係しています。
これだけ騒がれている節電ですが、ところで、みなさんは電気はどのようにして作るか知っていますか?

電気は、磁石のまわりでコイルを速いスピードでまわすことで起こります。電磁石って知っていますよね。電気と磁石は、大きく関係し合っているのです。電磁石のように電気で磁石を作ることができますし、逆に、磁石の力で電気を起こすこともできるのです。
コイルを回す力について、水が高いところから落ちる力を利用するのが水力発電、石油などの普通の燃料を燃やした熱で水を沸騰させて水蒸気を発生させてその水蒸気の力を利用するのが火力発電、普通の燃料ではなく核分裂反応で生じる熱で水蒸気をつくって利用するのが原子力発電です。

これが水力発電所です。水力発電のためにはダムが必要になります。

これが火力発電所です。燃料を燃やすので、大きな煙突が必要です。

これが原子力発電所です。放射線が漏れないように水で冷やす必要があるので、海の近くに作られます。
みなさん、日本は、これから数年あるいはもしかすると10年以上、節電が必要になるかもしれないと言われています。どうして、そのような状態になったのか。地震も津波も収まり、復旧・復興に向けて日本中が活動しているのに、なぜ、何年も電力不足が起こるかもしれないのでしょう?
この夏休みに、ぜひ、考えてみてください。教科書で勉強するのとは違う、みなさんの毎日の生活に密接に関連したことを学ぶよい機会です。
もちろん、夏休み、勉強だけでなく、遊びやスポーツに大いに楽しんでください。
ただし、熱中症にはくれぐれも気をつけて、9月にまた元気な顔を見せてください。
平成23年7月20日
学校長 宮本 信也
2011/07/20〜