9月1日(水)、2学期の始業式が行われました。ここでは、高等部の始業式において、宮本校長先生がお話されたことをご紹介いたします。
今日から2学期が始まります。
今年の夏は、本校がお世話をした関東聾学校野球大会がありました。本校は惜しくも敗れましたが、試合に臨んだ生徒諸君、大会のお手伝いをした生徒諸君、応援に望んだ生徒諸君、みんな、ご苦労様でした。暑い夏の4日間、よくやってくれました。遅ればせながら、あなた方の活躍と献身に感謝の気持ちを述べたいと思います。
ところで、1学期の終業式の時、私がみなさんにお願いしたことを覚えていますか?毎日でなくてよいですから、新聞の2面から4面までを読んだ人はどれくらいいますか?1950年より前に書かれた世界の小説を読んだ人はいますか?新聞や小説を読んだ人はこれからも続けてください。読めなかった人は、これからでもよいですから、時間のあるときに挑戦してみてくださいね。
ところで、今年の夏の新聞には、猛暑と熱中症の記事が多かったですよね。
(太陽の写真)
今年の夏はとても暑く、毎日このような夏の太陽が輝いていました。
本校がある市川市のデータが見つかりませんでしたから、お隣の千葉市の気温を見ますと、8月の毎日の最高気温の平均は33度、最低気温でも平均26度台でした。日本全体を見ても、最高気温の平均は32.6度で、これまでの暑い夏の第2位とのことです。
(千葉市気温推移のグラフ)
このように暑かった今年の夏ですが、気象庁の予報はこのようでした。
(気象庁の予報のスライド)
気象衛星や世界中からの情報を総合してコンピューターを使っても、天気を正確に予報することがどんなに難しいことか、これから分かりますよね。
でも、予報が当たったときよりも当たらなかったときの方が、これからの天気予報に役に立つのです。
予報がどうして違ったのか、考え方のどこかが悪かったのかを検討することができ、次に同じ状況になったときに同じような誤りを起こすことを少なくできるからです。
わたしたちも同じですよね。失敗したときやうまくできなかったときこそ、そこに次に発展できるヒントがあるのです。失敗を恐れず、いろいろなことに挑戦してくださいね。
ところで、このラニーニャ現象ということばを聞いたことがある人はいますか?
(ラニーニャ状態の図)
ラニーニャ現象とは、南アメリカの海の水がいつもよりも冷たくなることをいいます。そうすると、東側から日本に吹いてくる風が強くなります。この強い東風のために、日本に来る雨雲が少なくなり、夏の天気が続くようになります。
8月に気象庁は、ラニーニャ現象が起こっている可能性が高いと発表しましたが、今年の夏の暑さがこのラニーニャ現象と関係しているのかどうかは、まだよく分からないそうです。
(9月気候予想の図)
でも、9月はいつもよりもだいぶ暑い日が多くなりそうです。
体育祭の練習のときは水分をよくとるなど、体調に気をつけてください。
では、2学期、スポーツや勉強に大いにがんばってください。
2010/09/01〜