附属聴覚特別支援学校と大学との連携による研究報告会開催

平成21年度「附属聴覚特別支援学校と大学との連携による研究報告会」を3月16日に開催しました。この報告会は毎年、大学からの調査研究依頼を受け、主に本校在学生を対象に実験や調査を行い、その研究成果を教育の場に還元し、併せて研究と教育実践上の資の向上をめざすことを目的としています。

この日は、大学の加藤靖佳准教授の司会進行のもと、今井二郎副校長の挨拶の後、9件の口頭発表(プログラムを参照)が行われました。参集した附属の先生方から活発な質問と指導・助言がなされました。発表者にとっては、大学での質疑とは一味違った学びの場にもなったようでした。熱心な討論は午後6時過ぎまで続きました。

最後に板橋安人研究・研修推進部長から総括があり、この報告会が学校時代に子どもたちに育てる力は何か、それはいかに育まれるかという観点で追究する中で、この教育の専門性の充実に向けて、大学と附属が共通に抱く問題点の発掘とその解明を行う場になることを期待したいと述べ、散会しました。

プログラム


【口頭発表】

  1. 岩倉杏佳子(障害科学専攻)「乳幼児聴力検査における精度の向上に関する研究 - peep show test への移行過程にある検査事例の観察を通して-」
  2. 鈴木恵利子(特別支援教育研究センター研修生)「豊かな話し言葉を育むための指導について−5歳児の「話し合い」活動の事例を通して考える−」
  3. 川添周子(特別支援教育研究センター研修生)「通常の学級で学ぶ聴覚障害のある児童の指導」
  4. 石山めぐみ(特別支援教育専攻)「聴覚障害児童におけるナラティブと「心の理論」の発達の関連について」
  5. 田中耕司(人間総合)「聴覚障害児の読みの能力の習得上の特徴に関する研究」
  6. ゙ 仙鉉(障害科学専攻)「聴覚障害児童生徒における算数文章題の解決方略の発達的変化に関する研究」
  7. 金子俊明(附属聴覚特別支援学校)「中学部生徒を対象とした読み書きリテラシーの評価に関する実践的検討」
  8. 坂井 肇(人間学類)「聾学校高等部生徒の手話学習の現状に関する研究」
  9. 中山康太郎(生涯発達専攻)「聴覚障害青年の進路選択における自己効力感に関する研究」

【紙上発表】

  1. 菅原 研(特別支援教育専攻)「特別支援学校(聴覚障害)幼稚部における保護者支援に関する調査研究−幼稚部の取り組みと保護者のニーズの視点から−」
  2. 猿田貴美子(生涯発達専攻)「慢性疾患児と障害児のきょうだいにおける心理社会的特性と支援に関する研究」
  3. 相澤宏充(福岡教育大学)・左藤敦子「聾学校教員2名の教授場面における特徴」

2010/03/18〜 アクセスカウンタ

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