平成27年度から4年間PTA会長を務められました、植草喜代治前会長の後任として、今年度、会長に就任させていただきます、中尾聖子と申します。精いっぱい頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年度までPTA会長を務めてくださいました植草前会長は、本校の保護者同士の繋がりをいちばんに考えられ、さらには、全国の聾学校のPTA、保護者との繋がりも大変大切にしてこられました。会議にも積極的に出向かれ、現在PTA活動がスムーズに行えるのは、人と人との繋がりを大切にして来られた、これまでの附属のPTA会長の方々のご努力のおかげだと思っております。
附属のPTAを支えてこられた先輩の方々のご功績に感謝しつつ、今年度も役員の皆さまと協力し、子どもたちのためのPTA活動が続けられるよう、一生懸命頑張って参りたいと思います。
さて、ここでこれからの2年間のPTA活動の中で何ができるか、私の経験を含めお話させていただければと思います。私は皆さまとの情報の共有を第一に考えたいと思っております。皆さまからご意見をいだだき、こちらからも情報を発信していく。学校と保護者との風通しのよい関係、細やかなコミュニケーションを目指したいと思います。
私の子どもは現在高等部二年生です。本校には乳幼児教育相談の頃からお世話になり、今年で15年目になります。両耳共に120デシベル以上の重度難聴で、補聴器を装用するも、どの程度の効果が得られるのか分からず、不安なまま藁にも縋る思いで本校の門を叩いたことを思い出します。当時はまだ、聞こえない子に対する情報が今のように多くはなかったように思います。そんな中で、私は先生方にたくさん質問をしました。
同じ学年のお母さんだけでなく、先輩のお母さんにも話しかけ、いろんな方とたくさんお話をすることを心掛けました。何とか子どものために少しでも多くの情報を得たいがための行動だったように思いますが、結果として先生方やお母さん方との日常的なコミュニケーションに繋がり、しっかりとした信頼関係が築けたように思います。そしてそれは、子どもの成長に間違いなく良い影響をもたらしたことを実感しております。
PTA活動についても同じことが言えるのではないかと思います。保護者と学校の信頼関係は、必ず子どもたちに良い影響を与えます。学校と保護者、保護者同士の繋がり、先生と子どもの関係を円滑にする潤滑油のような存在がPTAなのだと思います。例えば、幼稚部、小学部のお母さん方は、日々お子さんに 寄り添われる中で気づかれたこと、こんなことが知りたい、ということなどあれば、ぜひ教えていただきたいと思います。また、中学部、高等部になると、将来の進学先、就職先の情報が必要になってきます。あの時こうしておけば良かったなど、後に続く世代の方に伝えておきたいことも出てくると思います。私は自身が高等部の保護者という立場になり、若い世代の保護者の皆様にもできる限り情報を発信し、お伝えしたいと思っております。
また、卒業生の親の会である鴻友会の方々は、お子さんが卒業された後も、PTAや後援会を支援してくださっています。
毎年秋に行われます鴻友会との共催講演会の内容も、さらに充実させられるよう取り組んで参ります。
PTA活動は保護者の皆さま、先生方のご協力のもとに成り立っております。至らない点も多くあると思いますが、一生懸命努力して参りますので、皆さまのご支援、ご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。