■■■  デッサン添削指導の例(作品にコメントを加えます)


静物デッサン 鉛筆



A テニスボール
表面の質感が良く描けています。
球体の立体感をもう少し描き込むと良くなると思います。陰影のトーンに、鉛筆の濃い調子がもう一段階加わると良いと思います。

B ペットボトル
透明感を表現しようとする姿勢が感じられます。
タテとヨコの比率で見た目の印象が大きく変化するため、測り具などでしっかりと測るようにしましょう。
また、底面の形もパース※を意識してとらえましょう。

※パースペクティブドローイング
この場合はペットボトルの底面の長方形が下図の様に遠近感を感じるように描けているかがポイントです

パース


表面の凹凸の様子も全体の光の調子を崩さないように観察して硬い鉛筆で描き
込みましょう。

C 金属製の容器
鉛筆のタッチを丹念に描き重ねています。
芯の尖った鉛筆の硬い線が加わると硬質な質感を表現できると思います。
楕円のパースも基本を押さえる上でも繰り返し形の修正を行いましょう。

D 全体の印象
光の調子を美しくとらえていると思われます。
質感と立体感を常に意識して、個々のモチーフをさらに描き込んでいきましょう。
基本的な形態をとらえる力があると思いますので、さらに枚数を重ねていくことを心がけましょう。



※作品は平面作品で実物を送付して下さい。添削した作品は着払いにて返却いたします
(四つ切り画用紙の大きさで関東圏内約1200円程度でお考え下さい)

※添削指導した作品は公開致しません

※個人情報につきましては厳正に管理し添削指導目的以外には使用いたしません

※返送までに2週間程度かかります

(なお、学校の長期休業期間7月末~8月、12月末~1月初旬、3月末~4月初旬にお送りいただいた場合にはもう少しお時間をいただくことがあります。ご了承ください)

その他不慮の事故、災害等での作品の破損、汚損についてはご了承の上ご送付下さい



送付先

272-8560 千葉県市川市国府台2-2-1
筑波大学附属聴覚特別支援学校高等部専攻科造形芸術科
Tel/Fax 047-371-4507


なお、教育相談にてご来校の際の「直接持ち込みによる添削指導」も行っています
教育相談申込時に、お申し出ください


ページトップへ 造形芸術科トップへ

筑波大学附属聴覚特別支援学校 高等部専攻科 造形芸術科
Copyright©
Special Needs Education School for the Deaf,
University of Tsukuba