歯科技工科の特徴|国立大学法人筑波大学附属聴覚特別支援学校 歯科技工科 

歯科技工科の特徴

歯科技工科の新入生の募集は停止しています。

本校歯科技工科は、全国の歯科技工士養成所のなかでも、聴覚障害教育の専門性を生かした歯科技工士教育および支援をおこなっている唯一の聴覚障害者のための歯科技工士養成校です。

一般の歯科技工士養成所のほとんどが2年制であるのに対し、本校歯科技工科3年制で、1学年定員10名の少人数教育を行っています。

専門教科の充実の他、一般教養科目を設定し、社会人として有用な知識の習得にもつとめています。様々な方法による情報保障およびきめ細やかな配慮により、聞こえない・聞こえにくい生徒が理解しやすい授業を行っています。

また、歯科医療の現場を知るために大学病院や歯科診療所等での実習も行います。

3年次に国家試験にほぼ100%合格しており、卒業時はほとんどが歯科技工関係に進路を決めています。

就職時および就職後は様々な問題における支援を行っています。また卒業後の歯科技工研修の場における情報保障の支援を行うなど、聴覚障害者の歯科技工士の技能向上のための支援を行っています。