筑波大学附属聴覚特別支援学校 歯科技工科 

快挙!歯科技工科の生徒が歯科技工G1グランプリ最優秀賞を受賞

全国の歯科技工士をめざす学生が歯科技工技術を競うコンテスト「G1グランプリ」において、本校歯科技工科2年生の西内快帆さんが最優秀賞を受賞しました。

歯科技工G1グランプリとは、歯科技工士の技術向上を目的として、和田精密歯研株式会社が主催する歯科技工コンテストで、今年度で9回目となります。

今回の課題は、歯牙模型2本(天然歯大・解剖学的形態)を、1歯ずつ石こう棒で歯型彫刻し、再現するものでした。本校からは4名がコンテストに応募し、夏休みの間に時間をかけて彫刻作品を仕上げました。


11月28日、G1グランプリを主催された和田精密歯研株式会社より3名の方が来校し、表彰式が行われました。
その中で、常務取締役の鰐淵様からいただいたお祝いのメッセージを紹介します。

「この度は第9回G-1グランプリ本科部門において最優秀賞の受賞おめでとうございます。筑波大学附属聴覚特別支援学校より初の受賞となりましたこと、心よりご祝福申し上げます。 今回の本科部門には全国より388件のエントリーがありました。西内さんの作品が、弊社大阪技工部在籍のスーパーテクニシャン14名の厳選なる審査の結果、課題においてオールAの満点で最優秀賞を獲得されました。
音楽や美術工芸の世界に超絶技巧という言葉が使われることがあります。「とびぬけて高度な技術によるパフォーマンスを指す。 一般人では到底到達できない想像がつかないような高度な技術で完成した作品」という意味ですが、今回の西内さんの作品も正に超絶技巧の域に達していると言えましょう。
補綴技工は歯科医師と歯科技工士の共同作業です。だからこそ技工士は歯科医師の領域も学ばなければいけません。どうか将来に渡りその素晴らしい技術を患者さんのため、歯科技工業界に活かしていってください。」

○最優秀賞を受賞した西内快帆さんのコメント

見本歯牙に忠実に仕上げるように、何度もチェックしながら彫り進めました。
特に大変だったところは、臼歯の歯根のところのとても小さな突起部分はどうしたら同じように仕上げられるだろうかということで、大変苦労しました。自分はエバンスや針を使って仕上げました。前歯は、歯根が細かったし、歯が斜め方向を向いていたので、彫りながら遠くにかざして見たりして傾きに気を付けました。また、細いので、丁寧に彫り進めました。
2年生で最優秀賞を取れるとは思っていなかったので、信じられない気持ちです。来年度も受賞できるよう、今後も頑張りたいと思います。



西内さんの受賞作品は、歯ART(はーと)美術館(香川県高松市)にて、期間限定で展示される予定です。

作品はこちらからご覧いただけます。
和田精密歯研株式会社 目指せ学生No.1 歯科技工G1グランプリ 本科部門最優秀賞




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