PTA総会 会長挨拶

PTA総会 会長挨拶 伊藤芳久

2008/06/02〜   

新学期がスタートしてから早いものですでに一ヶ月余りが過ぎました。この4月より本校にお子様が入学された保護者の方々におかれましては、ご入学本当におめでとうございます。PTA・後援会会長として、心より歓迎の意を表します。

過日4月29日の昭和の日に開催されました、PTA各部部会・総会および後援会総会には、多数の会員にご参集いただきまして厚く御礼を申し上げます。また、日頃子供達の教育でご尽力をいただいております本校教職員の皆様に対しましても、この場をお借りして御礼を申し上げます。

さて、私は、平成18年度に引き続き19年度のPTA・後援会会長をつとめさせていただきましたが、何とか無事に様々な年間活動を終了できたのではないかと思っております。これもひとえに19年度のPTAの部長・副部長をはじめ役員の方々と先生方のご協力の賜物で、心より御礼を申し上げます。また、幸いにして本校の幼児・児童・生徒が大きなトラブル巻き込まれることはございませんでしたが、子供達の身の安全や危機管理の重要性を身にしみて感じた年でもありました。

私は、19年度から本校のPTA・後援会活動のみならず、全国ろう学校PTA連合会(全ろうP)会長に就任し、全国のろう学校PTA関連の活動もしてまいりました。このような状況下で、認識を新たにするようなことも多数ございました。昨年10月には、第41回全日本聾教育熊本研究大会に併せて、「家庭教育を考える部会2007熊本」が開催され、本校からは、稲川副会長、福田会計担当と私の三人が出席しましたが、全国のろう学校PTA連合会の皆さんと心を開きあって話が出来たことは大きな収穫でしたし、PTAで活動されている各地の保護者の間の「絆」の大切さを改めて認識しました。この会の内容は、全ろうPの会報で会員各位にもお知ら

また、昨年4月からスタートしました特別支援教育制度が、全国各地の聾学校やその教育にもかなりの変化をもたらしていることを知り、今後は会長として各地の特別支援教育の進んで行く方向にかなり目を向けていく必要があることを実感しました。本校も昨年4月から、筑波大学附属聴覚特別支援学校(筑波大学附属聾学校)に名称が変更になり、教育の大きな流れは変わらないとしましても、果たすべき使命が変わってゆくことも予想されます。

このような状況下にあって、本校は、教育理念やこれから進んで行く方向を積極的に示していく必要があります。すでにご覧になった方もおられると思いますが、本校は、そのような方向性を「教育目標」という形で具体的に示しております。本校の理念というべき大目標は「進んで自分の能力を開発し、広い視野に立って文化的・生産的活動の発展に寄与できる人格を育成する。」ということであります。さらに、この学校としての大目標達成のために、各部には各部の教育目標と重点項目がかかげられております。たとえば中学部を例に挙げれば、部の教育目標は「聴覚障害に起因するさまざまな問題に配慮し、中学生にふさわしい成長・発達、心身ともに調和のとれた人格の形成をめざす。」というものです。また、重点項目は、「@自主的・自立的態度を育てる。A社会に適応できる人間性を養う。B教科指導の充実をはかる。C心身の調和的発達を促す。D聴覚の活用に努める。」となっています。子供たちが、本校や各部が掲げた目標に到達できるように、教員と保護者が一丸となり、「教育」と「しつけ」にそれぞれが当たる必要があると思います。保護者におかれましては、このような教育目標と重点項目を良く理解していただき、子供達、教員、保護者がよく話しながら同じ方向をむいて前進してゆくことが大切であると思います。このような環境でこそ、子供達は目を見張るような成長を遂げていきますし、子供ばかりではなく、保護者も教員も経験を積み、成長していくわけであります。是非、本校のホームページ等で、各部の教育目標と重点項目をご高覧いただいて、本校と子供達が進んで行く方向をもう一度ご確認いただき、よりよい教育環境を作り上げていくための努力をお願いしたいと思います。最後に、1年間ご協力を賜りました、PTA・後援会会員の皆様に会長として心から御礼を申し上げるとともに、平成20年度の事業・行事等へのご協力をお願いし、私の挨拶とさせていただきます。

筑波大学附属聾学校
『PTAだより・平成20年第1号』より


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